【初心者向け】レンタルサーバーとは?仕組みや種類、選び方を徹底解説

ブログやホームページを運営する際に必須となるレンタルサーバー。多くの方が一度は耳にしたことも多いのではないでしょうか。

しかし、実際にどのようなものなのか、レンタルサーバーの種類やできることなど、詳細に関しては知らない方が大半だと思います。

そこで、当記事では初心者の方向けに、レンタルサーバーそのものの説明や種類、できることやメリットなどをわかりやすく解説します。

レンタルサーバーはどんな仕組み?

レンタルサーバーの仕組みを説明するため、まずサーバーそのものについて解説します。

サーバーとは簡単にいうと、サービスを提供するパソコンのことを指します。

私たちはメールを送受信したり、ゲームをしたり、動画を見たりとパソコンを使ってさまざまなサービスを利用しています。

このさまざまなサービスを提供するためもパソコンを利用する必要があり、このサービスを提供する側のパソコンをサーバーと呼ぶのです。

サーバーの主な役割はファイルの共有や保存などに使用する保管場所や情報処理、コンテンツ提供などです。

そして、このサーバーは一般的なパソコンと異なり高いスペックが要求されるので、非常に高価であるケースが多く、中には数百万するものもあります。

そのため、サーバーを利用したいと思っても個人でサーバーを購入することは難しく、このような事態を解決するためにサーバーを貸し出す「レンタルサーバー」が誕生しました。

レンタルサーバーにはどんな種類がある?

一言でレンタルサーバーと言っても、実はいくつか種類があります。ここでは、それぞれ異なるレンタルサーバーの特徴などをご紹介します。

共用サーバー

共用サーバーは1台のサーバーを複数人で共用するサーバーです。1台のサーバーを複数人でレンタルするため、安価で済むことや利用環境があらかじめ設定されているため、サーバーを構築する手間を省けることなどがメリットとして挙げられます。

一般的にサーバーと言えば共用サーバーを指すことが多く、また始めやすいので初心者の方はこの共用サーバーを利用するのが無難です。

専用サーバー

専有サーバーは1台のサーバーを丸ごと1つ使うサーバーを指します。1台のサーバーをフルに使えるため、大量アクセスにも対応できることから、企業のホームページや大規模サイトの運営者などが利用しています。

しかし、その分費用は高額であり、設定も一から行う必要が多いことから、初心者の方向けのレンタルサーバーではないことに注意が必要です。

VPS(仮想専用サーバー)

VPSは1台のサーバーに複数の仮想サーバーをたて、その仮想サーバー1つ1つをユーザーが利用するサーバーです。

これだけだと、結局は1台のサーバーを複数人が利用するため、共用サーバーとの違いが分かりにくい人も多いともいます。

しかし、ユーザーごとに仮想サーバーが割り当てられるため、専用サーバーのように使用することができるという違いがあります。この違いにより、共用サーバーでは動かない特殊なソフト利用できたり、独自の環境を構築できたりといったメリットがあるのです。また、費用は専用サーバーよりも安価です。

クラウドサーバー

クラウドサーバーはVPSと同様に仮想サーバーの1種です。これだけだとVPSと違いがありませんが、VPSが決められた容量やスペックしか利用できない一方で、クラウドサーバーは自由に容量やスペックを決めることができます。

そのため、クラウドサーバーはVPSと比較して自由度が高いという違いがあり、ユーザーアクセスの変動が大きいサービスを提供している企業などが多いです。

レンタルサーバーを利用してできる3つのこと

レンタルサーバーの仕組みや種類はわかったものの、実際にどんなことができるのか?という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そこで、ここではレンタルサーバーを利用してできる3つのことをご紹介します。

ホームページやブログの運営

まず最初にご紹介するのはホームページやブログの運営です。これはレンタルサーバーを利用してできることとして最もポピュラーであり、既にご存知の方も多いのではないでしょうか。

近年では、WordPressをワンクリックで開始できるサービスを提供しているレンタルサーバーも登場しており、ホームページやブログは非常に始めやすくなっています。

そのレンタルサーバーの一つとして挙げられるのが「Xサーバー」です。以下の記事では、Xサーバーを契約してから、WordPressを利用するまでの流れをわかりやすくまとめておりますので、ぜひ参考にしてください。

アフィリエイトサイトやECサイトの運営

レンタルサーバーを利用すれば、ホームページやブログでだけでなく、アフィリエイトサイトやECサイトも運営できます。

ECサイトの作成にはEC-CUBEが用いられることが多いですが、WordPressでも対応可能です。

独自のメールアドレスの利用

レンタルサーバーを契約すると、インターネット上の住所である「ドメイン」を取得することができます。これはインターネットでサービスを提供する際に必要となります。

そして、このドメインを用いて、独自のメールアドレスを作成することが可能です。GmailやYahoo!メールなどのフリーメールと異なる独自のメールアドレスを作れば、サイトの信頼性を高められるほか、悪用されるリスクも軽減できます。

このようなメリットがあるため、ホームページやブログの開設と共に、独自ドメインを用いたメールアドレスを作成する方も多いです。

レンタルサーバーを選ぶ際に気をつけるポイントを紹介

レンタルサーバーには共用・専用などの種類がありますが、それだけでなく提供している企業も多岐にわたっており、どの企業のレンタルサーバーを選べばよいかわからなくなってしまう方も多いことでしょう。

そこで、最後にレンタルサーバーを選ぶ際に気をつけておくべきポイントをご紹介します。

契約や利用にかかる費用

レンタルサーバーを利用する際は、初期費用や月額費用、更新費用などさまざまな費用がかかります。

そのため、契約するにあたってどのような費用がかかってくるのか、あらかじめ確認しておきましょう。

特に長期間の利用を検討している方は、月額費用の一括払いによる割引制度を導入しているかどうかを確認しておくとお得にレンタルサーバーを利用できる可能性が高まります。

運用実績

そのレンタルサーバーが信頼できるかどうか判断するためには、運用している企業の実績を見るのがおすすめです。

長い間運用しているレンタルサーバーは、それだけ運用ノウハウが蓄積されており、大きな問題なく利用できる可能性が高まります。

レンタルサーバーを提供している企業のHPなどを見て、どれくらいの年数運用しているか、稼働率はどれくらいかなどを確認すると良いでしょう。

サーバーのスペック

サーバーはスペックは高ければ高いほど、サイト運営は安定しますが、その分高額になっていきます。

そのため、適切なサーバーのスペックを選択し、最適な費用でレンタルサーバーを利用しましょう。

特に初心者の方は、運営ブログやHPにアクセスが集中することはほぼありませんので、費用が安いプランで契約しても問題ないことが大半です。

サポート体制

サポート体制がしっかりしているかどうかもレンタルサーバーを選ぶ際に重要なポイントの一つです。

レンタルサーバーのサポートは主にメールサポートと電話サポートの2つに分かれており、いずれのサポートも対応しているレンタルサーバーをおすすめします。

そのほか対応時間や対応スピードなども重要なので、企業のHPや口コミなどもしっかり確認しておきましょう。

まとめ

当記事ではレンタルサーバーの仕組みや種類、できることや選ぶ際のポイントなどをご紹介しました。

レンタルサーバーにはさまざまな種類がありますが、ご自身に必要なスペックを把握し、運用実績やサポート体制なども確認して最適なレンタルサーバーを選べるようになっておきましょう。

もし、それらを把握・確認するのが難しいという方にはXサーバーがおすすめです。

Xサーバーは国内No.1シェアを誇るレンタルサーバーであり、運用年数は20年以上、運用サイトは250万件以上と実績も豊富。

WordPressの簡単インストールなどの機能もあり、どのレンタルサーバーを選べば良いか迷った時はXサーバーを選んでみてはいかがでしょうか。

Xサーバーの詳しい説明は以下の記事で行なっておりますので、気になる方はぜひ読んでみてください。